小ねじについて
接着剤の使い方について 私が試した限り 思いつくまま 書いてみます.
----------------------------------------18世紀ころには現在のようなねじが実用化されている.
さて最初の本格ねじ切り旋盤を作ったモーズレイの弟子のイギリス
のサー ジョセフ ウィットウォースという研究者が
,互換性のあるネジを検討しウィットウォースねじ形式を1841(1834?)に発表、
普及を行いイギリスから世界に広がったそうです。
(ウィツトねじ、ウィットワースねじ、ウィットホースねじとも言います)最初の標準ネジです。
1882(1885)には正式にイギリス規格(BSW)として採用されました(BSW1895、
BSF1907)が後にアメリカ イギリス カナダは1948年
ユニファイねじに関する協定を行い1962(1957?)年ISOに移行しています。
日本では、1927年にウィツトウォースねじ第一号(丸山)が制定され広く利用されてきましたが
1964年のねじ関連JIS規格改正で、ウィットねじは1968年3月限りで廃止されることに決まり、
それ以降の機械設計にはメートルねじを使用せざるをえなくなりました。
アメリカの機械技師ウィリアム セラーズ(1824-1905)はウィツトウォースねじを改良して
標準ねじのセラーズねじを発表し(1864年)、1868年にはアメリカねじ(USねじ)として採用されました。
ウイットはねじ山角55度ですがセラーズ、SI、ユニファイ、ISOは60度です。
ASME(1905,1907) SAE(1918)を取り込み、
アメリカねじ(1938)は 1962年にアメリカ イギリス カナダは1948ユニファイねじに関する協定を行いました。
フランスは法律によりメートル法を採用(1799)し、1894年にメートルのSFねじ規格が制定され、
これがスイス ドイツと会合して SIねじ規格(1898年)となり
1940年にはその他のヨーロッパ各国 ソ連 の同意を得て ISAメートルねじ制定に至ったそうです。
これが後のISOメートルねじ規格となります。(1962).
第二次大戦では、アメリカとイギリス連合軍内でねじ規格相違により
武器の互換が取れなかった反省から
1943年以来アメリカ イギリス カナダで共通ねじ規格に関する検討を行い
1948年にユニファイねじに関する協定を行いました。
後にこの規格は一般民需にひろがっていきます。
1947に設立した ISO(国際標準化機構)は 1957 ISAメートルねじとユニファイねじを採用し
ISOメートルねじとISOインチねじになりました。
インチ系が残ったのは、軍事向けの航空機規格(MIL)の影響が大きかったようです
日本では、ねじの伝来以来明治23年に工業生産化され、JES(日本標準規格)が制定されてから後、
メートルねじ第一号(1927)がJES13号として定められ、
1927年にウィツトウォースねじ第一号(丸山)が制定されました。
1949年工業標準化法が公布され、JES 臨JESをJISに切り替えてJIS制度により1952年に、
メートル並目ねじ、インチ並目ねじの工業規格を制定しています。
1947に設立したISO(国際標準化機構)とも互換のあるねじ系列に準拠するために
日本工業標準化調査会の審議を経て1965年4月1日付けで (日本工業規格)が一斉に大改正され
一般ネジはISOメートルねじ、航空機等は ユニファイを使うように決めたそうです。
このISOねじ規格を取り入れたJISねじ規格を利用しているわけですが、
実際には1968年に廃止になったウィットねじも建築関係などに利用され続けていますし、
小ねじ頭形状、ナットの種別、ワッシャー寸法なども依然としてISO統合以前のJISを利用することが多いのが現実です。
これらの規格は付属書としてJISハンドブックなどに掲載されているものです。
古い機器類の修理などには更に古い旧JIS規格のねじを求められる場合もあります。
ねじ自体のピッチがM3、4、5、8等の径で異なるので、それらの径ではJIS(ISO)とは互換がありません。
ISOではメートル並目ねじのM1.7 2.3 2.6が規定されていません、
現在はJISの付属書にもありませんが、以前のJIS付属書には、
将来廃止するので新設計の機器類などには使用しないほうがよいとあります。
しかし、M1.7は写真関連で、M2.3とM2.6は電子関連によく利用されていて、
規格はなくなっても製品は実際に利用されています。
ISOのM1.6やM2.5に落ち着くには、まだまだ時間がかかりそうです。
雄ねじにはサイズがあるのにナットには同様のサイズがない場合もあり注意が必要です。
+ナベ小ねじ頭の形状はJIS(ISO)とJIS(付属書)で異なります。
一般の市販品は依然としてJIS(付属書)の形状です。
マイナスの小ねじ類は-平小ねじや-丸小ねじが一部あるだけで
極小さいマイナス小ねじ以外のマイナス小ねじは市場から姿を消しています。
JIS(付属書)の-なへ小ねじは、JIS(付属書)の+ナベ小ねじと外観が一緒ですが、
JIS(ISO)の-ナベ小ねじは-平小ねじを薄くして頭周囲に大き目のRをとったものになっています。
JIS(ISO)には+バインドや+トラスもありません。現在は付属書の規定となっています。
+バインドは弱電関係によく利用されますし、+トラスも化粧向けによく利用されています。
ねじのねじ山の種類
ねじの呼び方
ねじの規格
代表的なネジ
ねじの強度
なぜ錆びる?腐食のメカニズムとめっき
1.運動や動力伝達用(ジャッキ、プレス、XYテーブル、工作機械送り、材料送り等)
2.気密用(ガス管、油圧管接続等)
3.精密測定用(マイクロメーター等)
2020/02/20
