岡山市 1958年
岡山臨港鉄道105号(DD13 6次型)
内燃機関車 DD13形
岡山臨港鉄道105   汽車会社前  1958年

105  →  DD13-51

“汽車会社前”(後 “南岡山”に改称)構内で見た時,ピカピカの状態であった.
三井製糖の操業開始に合わせて導入されたが事情で運用開始は約1年遅れた.
デッドマン装置が省かれた他は,国鉄のDD13形6次型と同じ仕様である.

江若鉄道からDD1352を譲受けた時,連番のDD1351に改番された.
登場時は他の機関車と同じ濃緑色であったが,その頃に江若と同色になった.
その後101号を除く他の機関車も,順次車体色は濃緑色から緑青になった.

岡山臨港鉄道の機関車は汽車会社の黎明期のディーゼル機関車が揃えられた.
汽車会社岡山工場の人脈を継ぐ臨港鉄道として自然の成り行きであったろう.
背景のコンクリートの躯体だけになった残骸は汽車会社岡山工場であろうか.